私たちは、2018年9月から2021年10月までパリ郊外でアパルトマンに住んでいました
それまでに至った経緯と、フランスで家を借りる際のステップなどをこの記事に書きます
フランスで家/アパートを借りる
簡単にフランスでアパートを借りた話をします
フランスに移住した2017年から約1年半、主人の実家にお世話になりました
2018年から今の仕事に就いたのですが
仕事に就いたから、すぐ家を借りれる とはいかないフランス
フランスの賃貸に必要なものは?
下記にアパルトマンを借りた際に、実際に提出したものを記載します
- 身分証明(carte de sejour:滞在許可証)
- 直近3ヶ月分の給与(だいたい賃貸の3〜4倍の給与があるのを目処にしています)
- 日本での収入証明(フランスに移民して間もないため)
- 現在の住所証明(仏語;justificatif de domicile)- 引っ越す前は主人の実家にいたので、義実家のガス台や電気代明細を提出しました
私たちの場合は上記の書類で足りましたが、給与が足りない場合や、フランスにきたばかりの方は
フランスの保証人が必要の際があるそうです
フランスの賃貸を探そう!
私たちは、住みたい場所をまず決めて
インターネットで条件に合った場所を探しました
フランスで使える賃貸サイト
私はこの中でも、SeLoger をよく使いました
当時はオフィスに出勤していたので、駅近が条件でそれに合った場所を見つけるまで数件内見にいきました
たまたま借りた場所が、家具付きの賃貸だったので、実家から引っ越す私たちには出費も少なく
駅まで徒歩3分という好条件なアパートでした
引越しして少し驚いたのが、以前住んでいた方のものが少し残っていたこと
小物が多かったですが、そこまで神経質に確認しないのかなぁと思いました
たまーにこうやって窓から中庭を見ていたかわいい猫ちゃん
実際にアパートで生活してみて
よかった点
- 初期費用が浮いた
オーナーが家具をそのままにしているタイプの賃貸だったので
キッチン、電子レンジ、オーブン、冷蔵庫、食洗機がついていました
フランスは賃貸でもキッチンがついていない(付けて、新しい引越し先に持っていくことも多い)
ところもあるので、よかったです - オーナーの対応がよかった
庭がある一階(フランスだと、0階)だったのですが、猫ちゃんが庭のフェンスにかけてある
装飾?(偽物の葉っぱのようなものが、アパートの中庭から我が家の庭が見えないように設置してありました)
に穴を開けてしまった際も、オーナーがすぐ直しにきてくれました - 庭があってよかった
むぎ(犬)を迎えてから、基本的には庭でトイレをしてもらっていたので
庭があって本当によかったです - 駅近最高
毎日仕事が終わって帰宅するのも、駅から徒歩3分、最高でした - 立地最高
近所には不動産屋、薬局、銀行、おいしいパン屋があり、駅の手前にはスーパーが3軒ありました
少し歩けば大きい公園もあり、生活が本当楽でした - 音漏れなし
横の部屋から音楽が聞こえたり、話声が聞こえたりなど、音漏れがまったくありませんでした - オール電気で、電気代が安くすんだ
ガスではなく、オール電化のアパートで、電気代もすごく安かったです
残念だった点
- ご近所さん付き合いはありませんでした
お隣さんの荷物が郵便受けに入っていた時にお届けしたことはありましたが
それ以外は特になかったです - 部屋に天井電気がなかった
えって思うかもしれませんが、借りていたアパートの部屋には備え付けの電球がありませんでした
キッチンとリビングにはあったのですが、なぜか部屋にはなかったので置き型のライトを買いました - 水漏れ事件
別の記事で書くかもしれませんが、在宅ワーク中にミーティングを終えて部屋を開けたら
他の部屋が水漏れでびしゃびしゃになっていた事件がありました(下にあるパーキングの工事不備) - 暖かいお湯がでない!?
結構多いのが、ガスでお湯を出すのではなく、お湯をタンクに溜めているパターンのおうち
ガスを使わない分、そのタンクのお湯がなくなると冷えたお水がでてきます
真冬に主人の後にシャワーをすぐ浴びると、つつつつめたーい 😯 ってなることがありました
そのため、常にお湯を使う時間や頻度を考えていました
フランスに移住する前は、実家に住んでいたので(ワーホリと仕事の長期出張を除き)
初めての賃貸でした
色々経験できたし、思い入れが深いので未だにアパートの前を通ると
なつかしいね〜って主人と話をします
今はゴールデンレトリーバーを飼っている方が住んでいるようです 🙂
最後まで読んでいただき、ありがとうございます 🙂